積もる花と年月の中で - ヨイネ/ココ
词:はるなば/ytr
曲:ZUN
そう言えば恨めしい何でだろう
積み上げられてく疑問と石
何となく喰らいつく思考回路
段々気力が散って行く
吐き出す言葉は無邪気にも
軽々迸る矢の様で
あれだけはいけない そう確実に
口にするなら噛み付くよ
歌詠み終えぬままの
その寝顔どこか惜しそうで
積もる花と年月よ
一つ一つ紡いであなたを還す
腐らずに泣かさぬように
彷徨う想い閉じ込めて
この札でその目を隠してあげる
何だかむず痒い何でだろう
積み上げた筈の思い出も
塵の山すら見当たらず
只々貴方に踊らせる
目を開け戸惑い震える
冷たい身体壊さぬように
積もる花と年月よ
一つ二つ飲み込みこの知に還す
朽ちる事幾度どでも
見過ごしてきた時の中
その無垢な瞳に誘われて
目を開け戸惑い震える
冷たいこの身体動き始める
積もる落ち葉は墓場に
一つ一つ敷き詰め赤く広がる
想いを囁き歌を詠める奇跡を
このひと時でも自由になれる
積もる花と年月よ
一つ一つ紡いであなたを還す
もう二度と泣かさぬように
彷徨う想い閉じ込めて
この札でその目を塞いであげる