四月の雨 - 尾崎豊

尾崎豊

专辑:《I LOVE YOU 〜BALLADE BEST》

更新时间:2025-07-19 13:39:49

文件格式:mp3


四月の雨 - 尾崎豊 歌词

四月の雨 - 尾崎豊 (おざき ゆたか)

词:Yutaka Ozaki

曲:Yutaka Ozaki

枕の下に時計を入れてみた。

耳を当てると時は

少し柔らかに聞こえた。

秒針の残響

音が嫌な感じで一日の

もがきを奏でているようだ。

心臓がドキドキ

しているのがわかった。

喉が渇き

、闇を吸い込んでみた。

街の影が瞼に焼き付いている。

それを辿るといくつもの

言葉を失くした

誰かの表情が

隣にいつもあったような気がする。

すべての風景にメロディーがある。

彼は街のあらゆる

オブジェと友達になれた。

人はやがて彼を裏切ったが・・

煮詰まったコーヒーを

出すさびれた喫茶店。

ビルの片隅には錆びた鉄パイプ。

ガードレールの上には

空しい背中が並び、

排気ガスを撒き散らす

車の流れにはあきらめを感じた。

空は隠れていた。

彼は手にするものなど

何もないと言って

笑ってみようとしたが・・・、

自分自身に感じる何かが

ひとつでもあれば、

やっぱりすべてのものに

意味が隠れて

いるような気がした。

背負い込むことなどより、

優しく語りかけてあげたいな。

だからこそ君がいて、

僕がいて、ひとつにくる

まるシーツがあって。

君は昔のことを語ってくれた。

僕はハンドルを握ると、

君を掴まえた

ような気がしていた。

雨は止まなかった。

ラジオもとぎれと

ぎれに耳を澄ました。

君の話とDJのおしゃべりと

つなぎ合わせながら、

僕はあらゆる言葉を感じて

メロディーを奏でた。

彼女には"全く話を聞いて

いないじゃない"と

言って怒られたけれど、

そこで、また新しいメロディー

が生まれたよ。

振り返るとゴツゴツしていた。

最終の電車よりも、

もっと後の街にも、

それでも人は生きていた。

闇の中に耳を

澄ましてごらん。

君の心の叫びは、

すべての物との関わり

の中から生まれるんだ。