トワイライト - Le☆S☆Ca
词:カナボシ☆ツクモ
曲:Satomi Kawasaki
かすれた声が遠のいた
受話器の向こうに
目と目が合えば
伝わると思っていた日々
冷たい風が吹きさし
街路樹の下 並ぶ呼吸音
白い吐息と街並み
静かに塗り変える光
ときどき止まる君の影は
黄昏探す刻のようだね
これで最後ねと云った
嘘だとわかってるのに
トワイライト
重ねた小さい願い
風に風に繰り返し放れば
瞬く星のように
強くいられるのに
トワイライト
伸ばした両手が見えない壁に壁に
触れてしまう度にまた
いつまでも臆病なふたりに
夜風がそよいだ
途切れた文字で綴られた
ページを捲るように
壊れた radio周波数を
変えても鳴らない
霞んだ雲の形に
天気予報が告げた
6時です
乾いた空気張り付き
歩いて探した灯り
ときどき曇る君の声は
ラピスラズリの色の青さで
いつもより近く響いた
こんなに離れてるのに
トワイライト
捧げた小さい memory
風に風に吹かれ
雲が行けば
輝く月のような
あなたに会えるのに
トワイライト
凍えた空虚な世界
Close to me close to me
閉じてしまえば 微かな
温もりに囚われた
翼はあなたを探すわ
本当は知ってたの
それぞれ違う未来
向こう岸に渡る舟を見つめる
岸辺のつがい
重ねた小さい願い
風に風に繰り返し放れば
瞬く星のように
強くいられるのに
トワイライト
伸ばした両手が見えない
壁に壁に
触れてしまう度にまた
いつまでも臆病なふたりは
夜空を見上げた