「月を焦して」
夜の静寂に伝う涙は
季节の隙间に求めきれない寂しさ
たとえ束の间と分かってても
すべてが欲しくなる
私が消えたら また元通り
残せない儚さ
月を焦がして暗に纷れて
永远を饮み干し
いっそ贵女になりたい
私の「ずっと」贵女の「ずっと」
一つになれば他に何もいらない
失うものなど もう何もない
侧にいられるなら
怖くなる程に轧む心
ほどけないジレンマ
月を燃やして二人照らして
声を枯らして贵女の名前呼びたい
月を焦して暗に纷れて
永远を饮み干し
いっそ贵女になりたい
「ずっと一绪」と言いたい