春青嵐 - 可不 (KAFU)

词：クラム

曲：クラム

夢みたいな喧騒と

閉ざされた蒼のドア

きっと忘れられない夢だけ残る

ちょっと溜めたその言い種から

少し春の香りを感じた

ずっと

変わらないものを探している

君がまだ微笑んでいる

あの写真のように

美しい部分だけを切り取って

甘い香りだけ嗅がして

この部屋から逃げられぬように

雨模様に描いた僕の青空は

今も季節外れの涙の雨を

落している

ジメっとザっとしれっと青嵐が

僕の部屋を静かに荒らしていく

あれからずっと

釈然としないおやすみバイバイ

目を閉じ同じ夢もみれぬまま

朝に目を焦がし涙落とすの

もう目覚めなくてもいいと思うよ

繰り返す明日に君がいないの

それでもこの体は生きたいの？

全部全部憎んでいたら

愛の一つも語れるのかい

たった一つの言葉も言えないまま

消えていくような夜も

君がいたから

春へ変わる風の柔さと温さ

その全てに名前をつけよう

「何時かは忘れてしまっても」

もうずっと

変わらないことを願っている

季節が過ぎ去っていくように

この嵐も

やがて春の風を呼び込んで

甘い香りを纏って僕を

この部屋から連れ去るのでしょう