百年桜 - 三波春夫 (みなみ はるお)
詞:宮田隆
曲:長津義司
ハァー花か蝶々か春風さんか
ハアヨイヨイトナー
袖にそよろと舞いかかる
ハア、ヨイショ
明治大正昭和の御代を
かけて三代日の本のソレ
意気もうれしや百年桜
咲いてかがやく六十余州
シャシャントネー
ハァー笠の紅紐横っちょで結び
ハアヨイヨイトナー
そろう姿で総おどり
ハア、ヨイショ
親は子を連れ子は孫抱いて
お家ますます大繁昌ソレ
祝えめでたと手を打ちならしゃ
鶴も来て舞うわが家の空へ
シャシャントネー
ハァー人に踏まれた
おぐさでさえも
ハアヨイヨイトナー
やがて芽をふく花ひらく
ハア、ヨイショ
つらい涙の幾年月も
すぎてしまえば
夢の夢ソレ
打てや太鼓に
景気をそえて
海のむこうへ
とどけとばかり
シャシャントネー
ハァー梅が誘えば桜が招く
ハアヨイヨイトナー
黄菊白菊勢ぞろい
ハア、ヨイショ
明治このかた
ことしでちょうど
星はめぐって
三代をソレ
伸びて栄えた百年桜
花よ実となれ
実よ花と咲け
シャシャントネー