作词 : BCNO
作曲 : BCNO
労り 慈しみ
その他一切の憐れみをかなぐり捨てて
僕と対峙して
手探り 手慰み
一人一回の人生を哀しみ抜いて
僕は屍
苦しみ 繰返し
最早一切の陰すら落とさぬ暗闇
其れは孤独として
きっと僕は風前の燈
一生 靄掛かったものを片手に
僕は確かにこの世の終りを見たんだ
幾千の星も敵わぬ眩い光を
其れは静かに両の眼を燃やしたんだ
癒えない心臓をどうして生と呼べるのだろう
嘲り 浅ましい
人の本性に伴い果たせぬ再会
莫迦で間抜けだ
再び 振返り
不幸は多弁を極めて初めて本当だ
其れは事実として
みっともない姿 晒してみろよ
いっそ楽になってしまえるだろう
僕は 僕は確かに阿鼻叫喚を聞いたんだ
億千の想いも叶わぬような慟哭を
僕は静かに両の手を開いたんだ
見えない心臓をどうして在ると言えるのだろう
僕は透明体の中の光だ
僕は確かにこの世の終りを見たんだ
幾千の星も敵わぬ眩い光を
其れは静かに両の眼を燃やしたんだ
癒えない心臓をどうして生と呼べるのだろう
僕はどうして誰からも愛されるんだ