FACE - REOL (れをる)
薄らいだ顔を見せて
「ここはどこ?」君が呟いた
迷子のカタチ
鈴の音炎揺らいで
刻む足跡影を
踏み潰すような
泳いで泳いで森の中
隠れては罪を数えてる
「この生まれてきた私を
どうかどうか許して」と
揺れる体この生命を
全て捧げていくの
それは刻まれた言葉を
一つ一つ与えても
永久に許されることなど
消えないと知りながら
祈り捧げ続けた
太陽が夢を見続けて
笑う満月が嘘を呟いた
「ねぇ?貴方を殺して
私を眠らせてよ」
騒ぐ鳴き声黒を
塗り潰すような
泳いで泳いで霧の中
求めては罪を犯してく
「この生まれてきた私を
どうかどうか愛して」と
宿る心この孤独が
全て奪っていくの
でも胸の中の鼓動を
一つ一つ数えても
永久に愛されることなど
見えないと知りながら
嘆き探し続けた
嘘つく何かが落ち葉に積もる
子守唄響く眠りにつくまで
私の中の声が
一つ一つ消えていく
白く手を伸ばすあなたは
何を見つめているの?
「この生まれてきた私を
どうかどうか許して」と
罪を数えてる私が
罪を殺しているの
「もしも許されることなら
強く強く守って」と
そして蘇る私も罪を犯していくの
「この生まれてきた私を
強く強く愛して」と
それは繰り返す想いを
消えないと知りながら
祈り捧げ続けた