仆が今ここで知っていく何かは
あの菅を切ってしまった
その肌の中で知っていくから
あの菅を切ってしまいたい
「空っぽの家」
仆の中で溢れている海に
仆が今ここで知っていく何かは
あの菅を切ってしまった
その肌の中で知っていくから
あの菅を切ってしまいたい
「空っぽの家」
仆の中で溢れている海に
鬼の死体を弃てる
死体を弃てる
「剥がされたって言え」の目の前で
何かの仪式を肯定している
夜の泡に青みが溶けていく
冷冻が始まっているかのよう
青い砂漠を裸足であるく
君とのキスで呼吸をしたり
同じ言叶で话がしたい
あるいはふるえを分かち合わない
それ以外は鬼の死体を弃てる
死体を弃てるだけ