わかれ宿 - 伍代夏子 (ごだい なつこ)
词:竹田賢
曲:水森英夫
風にその身を
震わせながら
泣いて散る散る
恋紅葉
これが最後の
逢瀬なら
抱いて下さい
折れるほど
今宵限りに
溺れてみても
明日は他人の
わかれ宿
季節外れの
一軒宿は
他にたずねる
人もない
揺れるランプの
灯に浮かぶ
やせたあなたの
横顔に
同じ悩みを
初めて知った
名残り切ない
わかれ宿
惚れて添えない
二人の仲を
何でのぞくか
窓の月
いっそあなたの
腕の中
命燃やして
燃え尽きて
灰になっても
悔いなどないわ
旅の終りの
わかれ宿