桜日和 -ピアノ弾き語り- - 星村麻衣 (ほしむら まい)
十六で君と会い
百年の恋をしたね
ひらひらと舞い落ちる
桜の花びらの下で
会いたくて駆け抜けた
日のあたる急な坂道を
公園の隅二人の影は
今も変わらぬまま
君と僕と桜日和
風に揺れて舞い戻る
まるで長い夢から澄めな様に
見上げた先は桃色の空
追いかけた日々の中に刻まれた足跡は
何よりもかけがえのない宝物
君と僕と桜日和
風に揺れて舞い戻る
とめどない思いがあふれ出して
涙がこみ上げた
君と僕と桜日和
風に揺れて舞い戻る
未だ見ぬ未来を胸に抱いて
見上げた先は桃色の空