晩秋 - 城南海
词:笹川美和
曲:笹川美和
枯れ薄そよぐ晩秋の風
あたしの頬も撫でゆく
彩づいたであろう木の葉たちも
今では道に積もりゆく
見上げた木立は全ての葉を落とし
高い秋空に両腕を伸ばす
つぎの季節を生きぬくために
余計なものなどを
その身から剥がし
つぎの季節で芽吹くために
静かにただ潜めて
露時雨溶かし出す秋うらら
あたしの心も溶かしゆく
眩しいほどの陽の光
閉じた瞼が暖かい
見据えた未来は曖昧にぼやけて
答えを求めて両腕を伸ばす
つぎの季節を向かえるために
余計なものなどこの身から剥がし
つぎの季節で笑えるために
静かにただ見つめて
あがいてもがいて
さけんでないて見つめて
つぎの季節を向かえるために
余計なものなどこの身から剥がし
つぎの季節で笑えるために
静かに見つめて
そして自分を見つめて