あなたがいた海 - 虹原ぺぺろん
夏の風が止まるころには
夢を話しながら
奇跡を見下ろして
閉じ込めた言葉の中に
いつか変えるよ
描いていたね
深んだ幻届きあれつづんで
このまま忘れて私を
揺らめいたあす後の空
夜の何のもとで
自分を知らないこと
悲しさが増えないように
海に変える心繋ぎとねたい
あああなたをただ守りたい
その痛みがいた
心悲しいたくないから
記憶のそこには
あなたがいたから
最後に伝えて思いを
ああ追憶は希望の中
まゆい優しさついいこう
見つめていたから
あああなたを決して忘れない
この痛みみたいが
海は静かに泣いている
何かは海へと消えていく