妖々跋扈 - 岸田教団&THE明星ロケッツ
流線型の夜明けでも
夢の続きを見て
ループする声
作る幻想に消えた
イメージはいつも
鮮やかにまた響き渡って
重なる影意思は
永遠に続く
記憶と記録の狭間にあった
思い出を掬い取り
僅かにある過去が
例え歪んでいようとも
消えた未来にも後悔はなく
ただ眠り続ける愛を捧ぐ
夢に見た
過去はもう忘れても
永遠にも似た時間を廻る
永い空は
空想のような曖昧さで
感覚は沈んだ
時計の中に
古い月でも
そこにまだ在り続けるようだ
積み重ねる
色も綺麗に哂う
時を刻む空間は
結晶のノイズになったまま
僅かにある過去を
例え映し出すとしても
思い出の中佇む時雨に
届かない夢の寂寥を見る
新しい世界虹色に似て
ただ長い時を廻り続ける
消えた未来にも後悔はなく
ただ眠り続ける愛を捧ぐ
夢に見た
過去はもう忘れても
永遠にも似た時間を廻る