不思議の国の音哲樂 黄昏と永遠

六弦アリス 2015-08-16

专辑简介

みんなと同じ道につかない者は、どうしたって滅びるしかない、出遭う者すべてと衝突するしかない、 そしてもしその人が力の弱い人ならば、どうしたって踏みつぶされてしまうよりほかないんですもの。 マルキ・ド・サド(仏・小説家 1740-1814) 一般的に美徳であると考えられる解釈の一つに 「愛情」 という概念がある。 それは人であったり、物質に対してであったり、実に様々なものへの愛が存在する。 こと人に対しては弱いと心がない、冷たいと言われ、強いと重たい、または疲れると言われてしまう。 ではちょうど良い愛の形とは一体何なのか? 人にとって程よいとされる分量の愛とは一体何なのか? それは相手にとっての、その時々による都合の良い言葉や態度に他ならないだろう。 つまり、求められると至って献身的であり、また、いらない時には一切視界にすら入らない、実に都合の良い形を意味しているのだ。 多くの人が求める 「愛」 とは、そうしたものだ。 人は永遠の愛を求めるがゆえに、それを確かめたくなる。つまり、相手を疑うという行為に出てしまう。 真実の愛というものがあるとすれば、それは愛情を抱いている本人にしか分からないものだろう。 言葉で示せる愛情など、とてもちっぽけなものだ。
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